与那国島

与那国島完全ガイド|日本最西端、地球の鼓動を感じる島へ

石垣空港から飛行機で約30分。

日本で最後に夕日が沈む場所、それが与那国島です。

台湾まで約111km。

日本最西端という特別な場所にあるこの島は、八重山諸島の中でもひときわ力強い自然を持っています。

断崖絶壁に打ち寄せる波。

草原を歩く与那国馬。

冬の海に現れるハンマーヘッドシャークの群れ。

そして世界中のダイバーを魅了する「海底地形」。

穏やかな島時間が流れる八重山の島々とは少し違い、与那国島には「地球そのもの」を感じさせるスケールがあります。

このページでは、日本最西端・与那国島の自然、文化、歴史、見どころを詳しくご紹介します。


与那国島はどんな島?

与那国島は周囲約28km、人口約1,700人ほどの八重山諸島最西端の島です。

島の約半分は牧草地と自然林に覆われ、島内には牛や馬が放牧される風景が広がっています。

島を囲む海は黒潮の影響を受け、透明度が高く、冬にはハンマーヘッドシャークが群れを成して回遊する世界的なダイビングスポットとして知られています。

一方で、島には昔ながらの集落や祭り、伝統文化も色濃く残っています。

雄大な自然と人々の暮らしが共存する、日本でも数少ない島です。


与那国島はこんな人におすすめ

与那国島は、次のような旅を楽しみたい方におすすめです。

・日本最西端へ行ってみたい

・絶景ドライブを楽しみたい

・ダイビングが好き

・海底地形を見てみたい

・与那国馬に会いたい

・夕日や星空を楽しみたい

・写真撮影が好き

・自然のスケールを感じたい

日帰りも可能ですが、与那国島はぜひ1泊以上がおすすめです。

夕日、星空、そして朝の静かな草原。

宿泊しなければ味わえない景色があります。


与那国島で訪れたい主な観光スポット

西崎(いりざき)

日本最西端の碑が建つ、与那国島を代表するスポットです。

広い草原の先に広がる東シナ海。

ここから眺める夕日は、日本で最後に沈む夕日として知られています。

晴れた日には、水平線が赤く染まり、息をのむような絶景が広がります。

旅の記念にぜひ訪れたい場所です。


東崎(あがりざき)

島の東端に位置する岬です。

広い草原では、与那国馬が自由に草を食べる姿を見ることができます。

白い灯台と青い海のコントラストも美しく、与那国島らしい風景を楽しめます。


ティンダバナ

祖納集落の背後にそびえる断崖です。

展望台からは集落や港、東シナ海を一望できます。

夕暮れ時には柔らかな光が集落を包み込み、美しい景色が広がります。


与那国海底地形

与那国島を世界的に有名にした海中スポットです。

巨大な階段状の岩盤や直線的な構造から「海底遺跡」と呼ばれることもありますが、その成り立ちについては自然地形説と人工構造物説があり、現在も結論は出ていません。

ダイバーにとっては、一度は潜ってみたい憧れの場所です。


Dr.コトー診療所 オープンセット

人気ドラマ『Dr.コトー診療所』の撮影で使われた診療所セットが保存されています。

ドラマを見た人ならもちろん、見ていない人でも島の風景と調和した建物から温かな雰囲気を感じられます。


与那国馬

与那国島固有の在来馬です。

体は小柄ですが、とても丈夫で穏やかな性格をしています。

東崎周辺では放牧される姿を見ることができ、乗馬体験ができる施設もあります。

島の風景には欠かせない存在です。


ハンマーヘッドシャーク

冬(11月〜3月頃)の与那国島には、世界中のダイバーが集まります。

その目的は、ハンマーヘッドシャークの群れです。

数十匹、ときには100匹を超える群れが現れることもあり、世界有数のダイビングスポットとして知られています。

経験者向けの海域も多いため、現地ガイドと相談しながら安全に楽しみましょう。


与那国島の文化

与那国島には独自の歴史と文化があります。

島には与那国語と呼ばれる独特の言葉が残り、伝統芸能や祭りも今なお大切に受け継がれています。

特に旧暦に合わせて行われる祭りでは、島の人々が一つになって神事や奉納芸能を行います。

観光イベントではなく、地域の文化として静かに見学することが大切です。


八重山 Compassから

八重山 Compassはこちら

与那国島は、「日本の西の果て」という言葉だけでは語り尽くせない島です。

ここでは風の強さも、波の音も、夕日の色も、すべてが雄大です。

日本の一番西で海を眺めていると、地球は本当に丸いのだと感じます。

与那国島は、旅の終着点ではありません。

新しい景色と出会うための、特別な場所なのです。

与那国島で味わいたいグルメ

与那国島では、黒潮の恵みを受けた新鮮な魚介類と、島で受け継がれてきた郷土料理を楽しめます。

派手な観光グルメではなく、素材の美味しさを活かした素朴な料理が、この島らしい魅力です。


カジキ料理

与那国島を代表する魚といえばカジキです。

島周辺はカジキ漁が盛んで、刺身やカルパッチョ、ステーキ、フライなど、さまざまな料理で味わえます。

脂がのった旬の時期には、ぜひ味わいたい一品です。


どなん(花酒)

与那国島で造られる泡盛「どなん」は、日本で最もアルコール度数が高い酒として知られています。

一般的な泡盛とは異なり、60度前後の花酒も造られています。

香り豊かで力強い味わいが特徴ですが、度数が高いため少しずつ楽しむのがおすすめです。

島内では水割りやロックで味わう人も多く、お土産としても人気があります。


島魚料理

ミーバイ、アカマチ、グルクンなど、その日に水揚げされた魚介類を使った料理は、与那国島ならではの楽しみです。

刺身や煮付け、塩焼きなど、シンプルな調理だからこそ魚本来の旨味を感じられます。


八重山そば

島内の食堂では、それぞれ個性のある八重山そばを提供しています。

やさしいだしの味わいは、観光やドライブの合間にぴったりです。


島の野菜と郷土料理

ゴーヤや青パパイヤ、島らっきょうなどを使った家庭料理もおすすめです。

旅先だからこそ、島の日常の味を楽しんでみてください。


与那国島で体験したいこと

ダイビング

与那国島は世界中のダイバーが憧れる海です。

冬にはハンマーヘッドシャークの群れ、年間を通して透明度の高い海、そして海底地形など、唯一無二のダイビング体験が待っています。

流れの速いポイントも多いため、経験やスキルに合わせてガイドと相談しながら潜りましょう。


シュノーケリング

穏やかな日には、美しいサンゴ礁や熱帯魚を楽しめるポイントもあります。

ただし、与那国島周辺は潮流が非常に強い場所が多いため、安全に楽しめるエリアを選び、無理な遊泳は避けましょう。


与那国馬とのふれあい

与那国馬は、日本に8種類しか残っていない在来馬のひとつです。

東崎周辺では放牧されている姿を見ることができ、島内では乗馬体験を楽しめる施設もあります。

穏やかな性格で、人懐っこい姿に癒やされます。


ドライブ

与那国島は一周約27km。

車でゆっくり走れば、2〜3時間ほどで主要スポットを巡ることができます。

途中には牛や馬が道路付近にいることもあるため、安全運転を心がけましょう。


星空観察

街灯が少ない与那国島では、晴れた夜に満天の星空が広がります。

西崎や東崎周辺では、波の音を聞きながら静かな星空を楽しめます。


与那国島の主な行事

※開催日程は旧暦や年によって変わります。旅行前に最新情報をご確認ください。


与那国島一周マラソン大会

毎年秋頃に開催される人気イベントです。

島を一周するコースは、美しい海や草原を眺めながら走ることができ、多くのランナーが参加します。


豊年祭

五穀豊穣への感謝を捧げる伝統行事です。

島の人々が大切に受け継ぎ、奉納芸能や神事が行われます。


カジキ釣り大会

与那国島の海ならではのイベントです。

全国から釣り人が集まり、大物を狙います。


モデルコース

日帰りコース

空港

↓

西崎(日本最西端の碑)

↓

昼食

↓

Dr.コトー診療所

↓

東崎

↓

ティンダバナ

↓

空港

初めて訪れる方でも、島の魅力をしっかり楽しめます。


1泊2日コース

1日目

・西崎

・Dr.コトー診療所

・島料理

・夕日

・星空

2日目

・東崎

・与那国馬

・ティンダバナ

・島カフェ

・空港

宿泊することで、日本最後の夕日と満天の星空を満喫できます。


ベストシーズン

春(3〜5月)

気候が穏やかで、観光やドライブに最適な季節です。


夏(6〜9月)

海の透明度が高く、シュノーケリングや海遊びにおすすめです。

一方で、台風シーズンでもあるため、運航状況には注意が必要です。


秋(10〜11月)

比較的人が少なく、ゆったりと島を巡れます。

夕景も美しい季節です。


冬(12〜3月)

ハンマーヘッドシャークを目的に世界中のダイバーが訪れます。

空気が澄み、星空も美しい季節です。


石垣島からのアクセス

石垣空港から飛行機で約30分。

また、時期によってはフェリーが運航されることもありますが、現在は定期旅客航路はありません。

島内の移動はレンタカーが最も便利です。


島内の移動

レンタカーがおすすめです。

レンタルバイクやレンタサイクルも利用できますが、島内には坂道や長距離区間もあるため、効率よく巡るなら車が適しています。


与那国島を訪れる皆さまへ

与那国島は、八重山の中でも自然の力を最も身近に感じられる島です。

海は美しい一方で、とても力強く、天候も変わりやすい場所です。

無理な遊泳や危険な場所への立ち入りは避け、現地の案内や注意表示を守って行動しましょう。

また、与那国馬や牛は島の大切な仲間です。

驚かせたり、餌を与えたりせず、静かに見守るようにしましょう。

自然と人が共に暮らす島だからこそ、旅人にも思いやりある行動が求められます。


八重山 Compassから

八重山 Compassはこちら

与那国島では、水平線の向こうに思いを馳せる時間があります。

日本で最後に沈む夕日を見送り、夜空いっぱいの星を眺める。

風を感じながら草原を歩き、与那国馬と出会い、黒潮が育んだ海を見つめる。

この島には、「日本の果て」という言葉だけでは語れない魅力があります。

Yaeyama Compassでは、与那国島をはじめ八重山諸島の天気、離島航路、海況、イベント、季節の見どころなど、「今日の八重山」を毎日お届けしています。

ぜひ、日本最西端の特別な旅を体験してみてください。


与那国島 基本情報

島の位置
日本最西端・八重山諸島最西端

石垣島からのアクセス
飛行機 約30分

おすすめ滞在日数
1泊〜2泊

島内の移動
レンタカー・レンタルバイク・レンタサイクル

代表的な魅力
日本最西端の碑・海底地形・ハンマーヘッドシャーク・与那国馬・Dr.コトー診療所・絶景ドライブ

特におすすめの旅行者
ダイビングが好きな方、絶景を巡りたい方、写真撮影が好きな方、日本の端を訪れてみたい方

※天候や航空便の運航状況は変更される場合があります。旅行前には最新情報をご確認ください。